リフォームの見積もり

リフォームの現地調査の8つのチェックポイント-見積もりから手順まで-

見積もりは、私たち依頼者がやりたいリフォームをいくらで出来るのか金額を提示してもらうことです。
リフォームの見積もりはインターネットの問い合わせで、ある程度の概算を確認することができます。
しかし、その見積もりはあくまで目安です。

現地調査では詳細な金額を調べてもらいます。

業者を選定したら、リフォームしたい箇所を現地調査で直接見てもらうことになります。
そこで、希望するリフォーム内容を詳細に伝えて見積もりしてもらいます。




現地調査とは

現地調査とは、リフォームする家を実際にリフォーム会社に見てもらい、詳細な見積もりを提出してもらうことです。

インターネットで見積もりをもらうことも可能

インターネットの問い合わせで、概算の見積もりを出すことも可能です。
しかし、その見積もりはあくまで目安です。

インターネットでの見積もりは、大まかな見積もりを得るためには有効な手段です。
リフォームの費用というのは、各個人それぞれが違った費用になります。

大まかな費用の見積もりを得ることは、今後の計画を建てるのに有効となります。

現地調査で詳細な見積もりを作成する

正確な見積もりを出してもらうためには、インターネットの問い合わせに加え、必ず現地調査を依頼しましょう。

現地調査ではリフォーム業者の担当者が住宅を訪れます。

担当者が住宅に来るとなると、なんだか身構えてしまいそうですよね。
少しでも余裕を持って対応ができるように、現地調査の内容がどのようなものかを知っておきましょう。

次の項目から現地調査について詳細なプロセスを紹介します。

現地調査の心構え

インターネットなどでの問い合わせにて概算の見積もりを終え、次に現地調査が行われます。

そこで、最初に見積もりに来た業者に必要な工事を聞いておくようにしましょう。

例えば、追加工事の話が出たら、最初の業者が追加工事を隠していたのかもしれません。
業者が不要な追加工事をしようとしているのか、見積もりを持ってきた時点で確認できます。

また、インターネットで複数の業者に相見積もりしていた場合、リフォームの希望を業者ごとに伝えることになります。
回数を重ねるごとにだんだん業者が聞きたがっているポイントもわかるようになってきます。

結果、何が必要な工事も理解できるようになります。
そのため、現地調査の回数を重ねるごとに、追加工事が発生しないよう、うまく希望を伝えられるようになるでしょう。

工事費の見積もりは、

  • 使われる建材
  • 設備
  • 使用する部材
  • 金具
  • 塗料やコーキング剤の質
  • 職人の数

などの違いで変わる性質を持っています。

そのため、できるだけ条件に差が出ないように私たちも勉強が必要です。

リフォームの結果だけに意識を向けてはいけません。
リフォームにはどんな工事が必要なのか、あらかじめ知識を付けておくと、良い業者悪い業者の見分ける対策にもなります。

現地調査の手順

部屋の大きさや設備のサイズを確認するために採寸します。
写真撮影も行う事も有ります。

リフォーム内容によっては、給排水管の位置や床下や天井裏などを覗き込むこともあります。
その時の応対や言動もチェックしておきましょう。

現地調査では、住宅の隅から隅まで詳しく調査します。

リフォーム業者は私たちの要望をじっくり聞きますので、現地調査は最低1~2時間はかかると思っておいてください。

また、複数のリフォーム業者に現地調査を依頼している場合、それぞれの業者は別々の時間帯で調査に来てもらうようにしてください。

私たちの要望の確認や目の付け所なども、業者を判断する材料になります。

複数社を一緒にしてしまうとお互いの会社の特徴が出しにくくなります。
結果的に私たちのご要望を汲み取れない結果になりかねません。

1.複数業者へ同じ条件で伝える

住宅の図面を用意する

建物の図面があれば用意。

2社以上に依頼する場合は、後で比較しやすいように同じ条件で依頼しましょう。

あらかじめ作っておいた「リフォーム要望メモ」があると説明がしやすくなりますね。
事前に頭の中であれこれイメージしていても、いざ現地調査となると忘れてしまうことが多々あります。
メモに関しては、コピーして業者に手渡しておくと、要望の漏れがなくなるためオススメの方法であります。

予算についても、およそいくらまで出費できるかを正直に伝えます。
予算の範囲内で良いプランを考えてくれますよ。

ただ、工事を始めると追加工事が必要になる場合もあるので、1~2割は余裕を持っておきましょう。

「相場より高い金額を言ってしまうと、高く見積もられるんじゃないか」

そのように考えて、予算額を明かさなかったり、かなり低めの金額を伝えたくなるかもしれません。
しかし、相見積もりの場合は、業者は他社と比較されることを念頭においています。
そのため、相見積もりであれば、不当に高い値段を見積もるリフォーム会社はまずいません。

提案の内容を見てそこまでは必要ないということであれば、金額を下げるよう見積もりの内容を後から調整することもできます。

2.相見積もりであることを伝えておく

見積もりを他社にも依頼していることを、ハッキリ伝えておきましょう。
相見積もりは普通に行われているので遠慮する必要はありません。

相見積もりはリフォーム会社同士の競争心が高まります。

適正な価格や工夫のあるプランを提案してくれる可能性が高まります。
あらかじめ伝えておけば、断るときにも唐突にならなくてよいと思います。

ただ、相見積もりだからと言ってむやみに値引き競争をあおるようなことはやめましょう。

安くなったからといって、工事がおろそかになっては困りものです。

他社にも見積もりを依頼していることを、きちんと伝えておくことは重要です。
相見積もりは特別なことではなく、一般的に行われていることなので気を使う必要はありません。

自社のサービスに自信があり信頼できる会社なら、相見積もりをしていることを伝えることでより熱意を持って提案してくれるでしょう。

逆に嫌な顔をされるようであれば、その会社は避けた方がいいかもしれませんね。
初めに相見積もりと伝えておくことで、断る際にも話しやすくなりますね。

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3.採寸

現地調査では、リフォーム会社の担当者が部屋の大きさや設備のサイズを採寸します。
通路や天井の高さによっては、導入したかった新しい備品を運び込めないことがあります。

さらにキッチンや浴室などは、形や幅によって金額が変わることが多いです。
予算オーバーを回避するためにも、しっかり丁寧に計測してもらいましょう。

採寸と同時に確認のため、状態を写真撮影することもあるようです。

キッチンやトイレ、浴室など、特にガス・電気や水まわりに関わるリフォームでは注意が必要です。
給排水管や電源の位置、天井裏の状況も確認する必要があります。
そのため、荷物などでふさがっている場合は整理しておくとスムーズです。

4.業者とのヒアリング

物件について詳しく調査するとともに、希望するリフォーム内容についてヒアリングを行います。
現状の不満点や改善したい点、デザインや形の好みなど、イメージを明確にしていく大切な作業です。

コピーを渡せるようにしておけば、より円滑に進みます。

5.項目を細かく分けた詳細な見積書を依頼する

担当には、具体的な見積書が欲しいことを伝えましょう。

見積もりが出た後に他社と比較するためにも、本当に必要のある項目かを自分で判断するためにも、できるだけ細かい見積書があれば便利です。

その際に、可能であれば使用する設備のメーカー型番まで記載してもらえるようであればベストです。
型番が分かれば、私たちでも価格を調べることができ、不当な金額が見積もられているか確認を行うことができます。
また、具体的にどんな設備や部材を利用するかの記載がないと、価格交渉をした際に安いものにすり替えられる可能性もあります。

逆に、予算内で収めるために、こちらから設備のランクを下げたりして価格を抑える提案もできますね。

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6.見積もり書はいつもらえるか

リフォームのトータルの金額が把握できなければ、先には進めません。
会社によっては、遅れてしまうケースも多々あります。

正式な見積書は、何日を目安に見積書がもらえるのかを教えてもらうようにしましょう。

7.どのような提案資料をもらえるか

次に、「どのような資料を見積書と一緒にもらえるか」も確認しましょう。
例えば、リフォーム完成後の室内・外観のイメージを立体的に表した図の3Dパースです。
3Dパースがあると、私たちもリフォームの完成系がイメージがしやすくなります。

他にも交換を希望している住宅設備の各メーカーのパンフレットなどです。
パンフレットでも外観を確認することができます。
また、設備メーカーの強みなども知ることができます。

8.工事開始時期の目安確認

工事開始時期の目安を確認しましょう。

大体の着工予定日を聞いておけば、見積もりが手元に来た後の流れを事前に把握しやすくなります。

工事開始までに行う必要があるのは以下の通りです。

  1. リフォーム箇所の片付け
  2. 仮住まいへ引っ越し(大規模リフォームのみ)
  3. 近隣住民への挨拶回り
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現地調査のワンポイントアドバイス

要望や希望は細かくメモをしておくと伝えやすくなります。

例えば「キッチンをリフォームしたい」だけでは伝わりにくいでしょう。
「収納力があり、外側から食器がみえないようなキッチンにリフォームしたい」など、具体的な要望やイメージをメモしておきましょう。

また、確実に伝えたい予算や希望する工事期間、質問することもメモしておきます。
するとスムーズに話が進みます。

事前調査に来たスタッフにメモを渡してもいいように、コピーを取っておくと便利です。

リフォーム会社によっては、プランを提案しやすいようにアンケート形式の「リフォームチェックシート」を利用しています。

チェックシートの内容は業者によってさまざまです。
部位別に状態や不具合などの質問に答え、現地調査のヒアリングの際に役立てています。

チェックシートはインターネットからダウンロードすることも可能です。

アンケートの質問に答えることで、リフォームするべき場所が新たに見つかることもあるので、有効活用したいですね。

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まとめ

現地調査では、各業者のやり方を見ておくことが大切です。
調査方法を見ることによって業者への信頼感や力量を計ることができます。

「現地調査時に私たちの要望を上手に聞き出してくれるか」
「プロらしいアドバイスをしてくれるか」

それが業者を選ぶ判断材料となるわけですね。

その他にも、疑問点や確認したい内容があれば、あらかじめ質問を準備しておくと良いでしょう。
現地調査の際は、なるべく家族みんながそろっているのが理想的です。

もしも全員で立ち会えない場合は、要望書を作成しておくことをお勧めします。

収納部分を増やしたい
床材を自然素材のものに変えたい
段差をなくしたい

理想とするリフォームには、様々な要望があるでしょう。
そののような意見をリストアップしておくだけでも違いますよ。

ぜひ、一家で安心できるリフォームを実現してくださいね。