リフォームの見積もり

【完全版】リフォームの現地調査の手順と7つのチェックポイント

見積もりは、私たち依頼者がやりたいリフォームをいくらで出来るのか金額を提示してもらうことです。
リフォームの見積もりはインターネットの問い合わせで、ある程度の概算を確認することができます。
しかし、その見積もりはあくまで目安です。

現地調査では詳細な金額を調べてもらいます。

業者を選定したら、リフォームしたい箇所を現地調査で直接見てもらうことになります。
そこで、希望するリフォーム内容を詳細に伝えて見積もりしてもらいます。




現地調査とは

現地調査とは、リフォームする箇所を実際にリフォーム業者に見てもらい、詳細な見積もりを提出してもらうことです。

プロの目線から以下のポイントをチェックしています。

  1. リフォームに必要な工事
  2. 工事の問題点
  3. 寸法の確認
  4. 搬入経路の確認
  5. リフォーム箇所の写真撮影
  6. 要望などのヒアリング

担当者が住宅に来るとなると、なんだか身構えてしまいそうですよね。
少しでも余裕を持って対応ができるように、現地調査の内容がどのようなものかを知っておきましょう。

現地調査は無料です。

現地調査で詳細な見積もりを作成する

正確な見積もりを出すには手順があります。

  1. 一括見積サイトで見積もり請求
  2. 複数業者の見積もりを比較・検討
  3. 進めたい業者に現地調査を依頼

概算の見積もり=一括見積サイト
詳細な見積もり=現地調査

現地調査は必ず行う

どんな小さなリフォームであっても現地調査は必要です。

現地調査の前準備

リフォーム業者に見積もり依頼をする

現地調査を行う前にリフォーム業者に対して見積もり依頼を行います。

リフォームの見積もりは相見積もりを行うことが多くなっています。
一括見積サイトなどを利用し、3~5社程度に見積もりを依頼をします。

提示された見積もりやプランニングの印象が良く、気になるリフォーム業者があれば現地調査依頼をします。

一括見積サイトはインターネットが便利

インターネットの問い合わせで、概算の見積もりを出すことも可能です。
しかし、その見積もりはあくまで目安です。

インターネットでの見積もりは、大まかな見積もりを得るためには有効な手段です。
リフォームの費用というのは、各個人それぞれが違った費用になります。

大まかな費用の見積もりを得ることは、今後の計画を建てるのに有効となります。

リフォーム一括比較サイト「タウンライフリフォーム」
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簡単かつ無料でアイデア&アドバイスを得ることができますよ。

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現地調査は2~3社に依頼する

現地調査は、2~3社に調査依頼をします。

同じリフォームであったとしてもリフォーム業者によって費用は変わってきます。

プランニングが違えば費用は変わるのは当たり前。
しかし、同じプランニングであったとしても業者によって費用が変わってきます。

これは複数業者に見積もり依頼をする相見積もりの効果です。

1社のみだと見積もりだと、費用が正当なものか判断ができません。
詳細な費用を算出することができる現地調査は、複数業者への依頼しましょう。

現地調査のワンポイントアドバイス

要望や希望は細かくメモをしておくと伝えやすくなります。

例えば「キッチンをリフォームしたい」だけでは伝わりにくいでしょう。
「収納力があり、外側から食器がみえないようなキッチンにリフォームしたい」など、具体的な要望やイメージをメモしておきましょう。

また、確実に伝えたい予算や希望する工事期間、質問することもメモしておきます。
するとスムーズに話が進みます。

事前調査に来たスタッフにメモを渡してもいいように、コピーを取っておくと便利です。

伝え忘れが無いように必ずメモをする

家族の要望を確認する

リフォームは家族の住まいをより良くするために行います。

家族とリフォームについて、様々なことを話し合いましょう。

  1. 希望するライフスタイル
  2. 外観・内装デザイン
  3. 住宅の設備・仕様
  4. 間取りについて。
  5. 将来の暮らしについて

住宅リフォームの夢をより良い形で実現するためには、家族との話し合いが大切です。

家族の意見をまとめることが、リフォーム成功の大きなカギ

リフォームチェックシートの確認

リフォーム会社によっては、プランを提案しやすいようにアンケート形式の「リフォームチェックシート」を利用しています。

チェックシートの内容は業者によってさまざまです。
部位別に状態や不具合などの質問に答え、現地調査のヒアリングの際に役立てています。

アンケートの質問に答えることで、リフォームするべき場所が新たに見つかることもあるので、有効活用したいですね。

業者に対して、前もって「リフォームのチェックシートはありますか?」と聞いてみるとよいでしょう。

現地調査の心構え

現地調査は、一括見積サイトなどで見積もりを、次に現地調査が行われます。

そこで、最初に見積もりに来た業者に必要な工事を聞いておくようにしましょう。

例えば、追加工事の話が出たら、最初の業者が追加工事を隠していたのかもしれません。
業者が不要な追加工事をしようとしているのか、見積もりを持ってきた時点で確認できます。

また、インターネットで複数の業者に相見積もりしていた場合、リフォームの希望を業者ごとに伝えることになります。

回数を重ねるごとにだんだん業者が聞きたがっているポイントもわかるようになってきます。

結果、何が必要な工事も理解できるようになります。
そのため、現地調査の回数を重ねるごとに、追加工事が発生しないよう、うまく希望を伝えられるようになるでしょう。

工事費の見積もりは、

  • 使われる建材
  • 設備
  • 使用する部材
  • 金具
  • 塗料やコーキング剤の質
  • 職人の数

などの違いで変わる性質を持っています。

そのため、できるだけ条件に差が出ないように私たちも勉強が必要です。

リフォームの結果だけに意識を向けてはいけません。

リフォームにはどんな工事が必要なのか、あらかじめ知識を付けておくと、良い業者悪い業者の見分ける対策にもなります。

担当者のふるまいを見る

現地調査を行う担当者のふるまいは重要です。
ふるまいとは、喋り方・態度・調査方法のことを指します。

このふるまいの良し悪しがリフォーム業者選びの決め手になることもあります。

いくら良いプランや見積もりを提示してきても、担当者が信頼できなければ業者決定にはつながりません。

担当者のふるまいなどを見て、リフォーム業者の質を判断して良いでしょう。
現地調査の担当者は、リフォーム業者の代表として現地調査に来ています。

今後の打ち合わせから工事まで、リフォーム業者との付き合いは長くなります。
信頼できると判断したリフォーム業者と付き合うためにも、現地調査では担当者のふるまいに注意しましょう。

現地調査当日のチェックポイント

部屋の大きさや設備のサイズを確認するために採寸します。
写真撮影も行う事も有ります。

リフォーム内容によっては、給排水管の位置や床下や天井裏などを覗き込むこともあります。
その時の応対や言動もチェックしておきましょう。

現地調査では、住宅の隅から隅まで詳しく調査します。

リフォーム業者は私たちの要望をじっくり聞きますので、現地調査は最低1~2時間はかかると思っておいてください。

また、複数のリフォーム業者に現地調査を依頼している場合、それぞれの業者は別々の時間帯で調査に来てもらうようにしてください。

私たちの要望の確認や目の付け所なども、業者を判断する材料になります。

複数社を一緒にしてしまうとお互いの会社の特徴が出しにくくなります。
結果的に私たちのご要望を汲み取れない結果になりかねません。

1.複数業者へ同じ条件で伝える

建物の図面があれば用意しておきましょう。

2社以上に依頼する場合は、後で比較しやすいように同じ条件で依頼しましょう。

あらかじめ作っておいた「リフォーム要望メモ」があると説明がしやすくなりますね。
事前に頭の中であれこれイメージしていても、いざ現地調査となると忘れてしまうことが多々あります。
メモに関しては、コピーして業者に手渡しておくと、要望の漏れがなくなるためオススメの方法であります。

予算についても、およそいくらまで出費できるかを正直に伝えます。
予算の範囲内で良いプランを考えてくれますよ。

ただ、工事を始めると追加工事が必要になる場合もあるので、1~2割は余裕を持っておきましょう。

「相場より高い金額を言ってしまうと、高く見積もられるんじゃないか」

そのように考えて、予算額を明かさなかったり、かなり低めの金額を伝えたくなるかもしれません。
しかし、相見積もりの場合は、業者は他社と比較されることを念頭においています。
そのため、相見積もりであれば、不当に高い値段を見積もるリフォーム会社はまずいません。

提案の内容を見てそこまでは必要ないということであれば、金額を下げるよう見積もりの内容を後から調整することもできます。

リフォーム業者に伝えたいことは書き出しておきましょう

2.相見積もりであることを伝えておく

見積もりを他社にも依頼していることを、ハッキリ伝えておきましょう。
相見積もりは普通に行われているので遠慮する必要はありません。

相見積もりはリフォーム会社同士の競争心が高まります。

適正な価格や工夫のあるプランを提案してくれる可能性が高まります。
あらかじめ伝えておけば、断るときにも唐突にならなくてよいと思います。

ただ、相見積もりだからと言ってむやみに値引き競争をあおるようなことはやめましょう。

安くなったからといって、工事がおろそかになっては困りものです。

他社にも見積もりを依頼していることを、きちんと伝えておくことは重要です。
相見積もりは特別なことではなく、一般的に行われていることなので気を使う必要はありません。

自社のサービスに自信があり信頼できる会社なら、相見積もりをしていることを伝えることでより熱意を持って提案してくれるでしょう。

逆に嫌な顔をされるようであれば、その会社は避けた方がいいかもしれませんね。
初めに相見積もりと伝えておくことで、断る際にも話しやすくなりますね。

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3.採寸

現地調査では、リフォーム会社の担当者が部屋の大きさや設備のサイズを採寸します。
通路や天井の高さによっては、導入したかった新しい備品を運び込めないことがあります。

さらにキッチンや浴室などは、形や幅によって金額が変わることが多いです。
予算オーバーを回避するためにも、しっかり丁寧に計測してもらいましょう。

採寸と同時に確認のため、状態を写真撮影することもあるようです。

キッチンやトイレ、浴室など、特にガス・電気や水まわりに関わるリフォームでは注意が必要です。
給排水管や電源の位置、天井裏の状況も確認する必要があります。
そのため、荷物などでふさがっている場合は整理しておくとスムーズです。

4.業者とのヒアリング

物件について詳しく調査するとともに、希望するリフォーム内容についてヒアリングを行います。
現状の不満点や改善したい点、デザインや形の好みなど、イメージを明確にしていく大切な作業です。

コピーを渡せるようにしておけば、より円滑に進みます。

5.項目を細かく分けた詳細な見積書を依頼する

担当には、具体的な見積書が欲しいことを伝えましょう。

見積もりが出た後に他社と比較するためにも、本当に必要のある項目かを自分で判断するためにも、できるだけ細かい見積書があれば便利です。

その際に、可能であれば使用する設備のメーカー型番まで記載してもらえるようであればベストです。
型番が分かれば、私たちでも価格を調べることができ、不当な金額が見積もられているか確認を行うことができます。
また、具体的にどんな設備や部材を利用するかの記載がないと、価格交渉をした際に安いものにすり替えられる可能性もあります。

逆に、予算内で収めるために、こちらから設備のランクを下げたりして価格を抑える提案もできますね。

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6.見積もり書はいつもらえるか

リフォームのトータルの金額が把握できなければ、先には進めません。
リフォーム業者によっては、日程は様々です。

正式な見積書は、何日を目安に見積書がもらえるのかを教えてもらうようにしましょう。

あらかじめ日程を聞いておくことで、予定が立てやすくなります。

7.どのような提案資料をもらえるか

次に、「どのような資料を見積書と一緒にもらえるか」も確認しましょう。
例えば、リフォーム完成後の室内・外観のイメージを立体的に表した図の3Dパースです。
3Dパースがあると、私たちもリフォームの完成系がイメージがしやすくなります。

他にも交換を希望している住宅設備の各メーカーのパンフレットなどです。
パンフレットでも外観を確認することができます。
また、設備メーカーの強みなども知ることができます。

現地調査後の確認事項

工事開始時期の目安確認

工事開始時期の目安を確認しましょう。

大体の着工予定日を聞いておけば、見積もりが手元に来た後の流れを事前に把握しやすくなります。

工事開始までに行う必要があるのは以下の通りです。

  1. リフォーム箇所の片付け
  2. 仮住まいへ引っ越し(大規模リフォームのみ)
  3. 近隣住民への挨拶回り
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リフォームの現地調査まとめ

現地調査では、各業者のやり方を見ておくことが大切です。
調査方法を見ることによって業者への信頼感や力量を計ることができます。

「現地調査時に私たちの要望を上手に聞き出してくれるか」
「プロらしいアドバイスをしてくれるか」

それが業者を選ぶ判断材料となるわけですね。

その他にも、疑問点や確認したい内容があれば、あらかじめ質問を準備しておくと良いでしょう。
現地調査の際は、なるべく家族みんながそろっているのが理想的です。

もしも全員で立ち会えない場合は、要望書を作成しておくことをお勧めします。

  • 収納部分を増やしたい
  • 床材を自然素材のものに変えたい
  • 段差をなくしたい

理想とするリフォームには、様々な要望があるでしょう。
そののような意見をリストアップしておくだけでも違いますよ。

ぜひ、一家で安心できるリフォームを実現してくださいね。

相見積もりはタウンライフリフォームを活用

リフォームは誰しも最初は不安になることが当たり前です。

現地調査に関しても、不安要素が多くあることでしょう。

  • きちんと調査してもらえるのか
  • 担当者はきちんとした人か
  • 法外な費用を請求されないか
  • 希望のリフォームを実現できるか

その不安の多くは最初の業者選びで解消することができます。

当サイトでおすすめしているタウンライフリフォームは大手のリフォーム業者が中心に登録されています。

そのリフォーム業者の中から、あなたが希望する未来に対してプランニング(見積もり)を提示してくれます。
経験豊富な担当者が現地調査に来てくれますので、より良いリフォームを実現することができますよ。

タウンライフリフォームは完全無料です。
見積もり依頼も簡単に行うことができますので、ぜひ一度お試しください。

見積もり依頼をしたら条件が一致したリフォーム業者からプランニングが届きます。
そのプランニングがいまいちでしたら、断ることも可能です。

リフォームの参考程度に見積もり依頼をするという方法もおすすめですよ。
試しに見積もりをした結果を参考にして、リフォーム計画を見直してみると良いですね。

タウンライフリフォームの利用方法はこちらでも詳しく解説しています。

リフォームは見積もり依頼が一番不安な要素だと思いますので、利用者満足度の高いタウンライフリフォームを是非ご活用ください。

http://reform-answer.info/2021/06/27/town-life/

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