食洗機

パナソニックの食洗機~国内シェアNo.1の特徴と新機種紹介~

パナソニックはビルトイン食洗機を日本で初めて開発しました。
いまや国内のシェア約6割のトップメーカーとなっています。

節電・節水性に優れたエコナビの搭載や、プラネットアーム・バイオパワーなど数々の新技術を盛り込んでいます。

今回の記事ではパナソニックの食洗機の特徴を解説していきます。




 

食洗機にエコナビ搭載

エコナビとは

パナソニックの生活家電製品に搭載されている省エネルギー機能です。
家電自らが状況によって使用電力を管理し、電力の無駄を抑える機能となっています。

食洗機では

食器の量や汚れは、各家庭のよって千差万別です。
食事毎に洗ったり、溜めてから洗ったりする場合でも食器の量が変わりますよね。

パナソニックのエコナビ搭載ビルトイン食洗機であれば、食器の量や汚れを自動で判断することができます。
食器をビルトイン食洗機に入れて運転ボタンを押すだけで、
「汚れセンサー」
「食器量センサー」
「室温センサー」
という3つのセンサーが、汚れの程度や食器量を検知します。

すると自動ですすぎの回数を調整して節水します。
さらに加熱すすぎの温度と乾燥時間をセーブすることで節電に繋げます。

食洗機の水の使用量

一回あたりの使用水量は
手洗い…約82.6L(日本電機工業会・自主基準 2015年10月現在)
食洗機の標準コースで約9.0L
エコナビコースで約7.5L

このように食洗機は手洗いより大幅に節水できます。
電気代を含めてもランニングコストは約53%も節約になります。

さらにエコナビ搭載モデルは、食器量や汚れによって自動ですすぎ回数をカットし節水・節電効果を発揮します。

ムービングラックプラス

パナソニックの食洗機にはムービングラックという、上かごが左右にスライドする独自のかごがあります。
これは食器のセットがしにくいという、スライドオープン(引き出し型プルオープン)タイプの弱点を改善するために開発されました。

上カゴをはね上げることができ、下カゴに大きな食器をセットがしやすくなっています。

他にも
スライドさせて下カゴに食器を追加する
洗い終わった後に目的の食器を取り出す

ムービングラックを搭載することにより下カゴの使い勝手が便利になりました。

さらに、上カゴを動かすための取っ手部分と、洗剤投入口に分かりやすいオレンジ色のタッチポイントカラーを採用。
食洗機になれていない家庭でも、簡単に使うことが出来るようになっています。

3Dプラネットアーム

パナソニックのプラネットアーム洗浄がさらに進化した3Dプラネットアーム洗浄を搭載した機種があります。

これは、大きさや形状が変わる新しい上カゴ「ムービングラックプラス」と組み合わせることで、洗浄力が大きく向上しました。

高圧の水流で、集中的にゆっくりと汚れを押し上げてそぎ取る上段ノズル。
高速で回転しながら勢い良く連続噴射する下段ノズル。
2種類の水流により汚れを落とすのが従来のプラネットアームでした。

ここに上カゴ専用のセンターノズルが搭載されました。
センターノズルにより、上カゴ全体を新しい噴射パターンで洗浄することができます。

センターノズルには4つの洗浄モードを自動的に調整しています。
ローテーションさせるセパレーターを内蔵しているので、食洗機すみずみまで洗えるように設計されています。

ビールグラスなどの背の高く奥行きのあるものは食洗機が苦手とする食器です。
それも強力な水流で底の部分まで洗浄することができます。

全ての食器を綺麗に洗うこつがあります。
それは、食器同士が重ならないようにセットすることです。
3Dプラネットアームによって食器と食器の間もしっかりと洗浄できますよ。

運転音がとても静か

パナソニックのビルトイン食洗機なら、運転音は、37~41dBです。
これは図書館の中にいるのとほぼ同じ静けさとなっています。

運転音が食後の会話やテレビの音を遮ることはありません。
夜間の就寝中にしようしても運転音を気にせず使用できます。

運転タイマー機能もついています。
どうしても運転音が気になる場合は、外出中や就寝後に運転が開始するようにタイマーでセットすることで問題を解決することができます。

食洗機のサイズ

食洗機は食器量や家族構成によって、ディープタイプかミドルタイプかを選びます。
また幅も45cmと60cmタイプがあるので、どちらか選ぶことができます。

ディープ(深型)タイプ

ディープタイプの食洗機は、大型の鍋やフライパンを洗うことが可能です。
また菜箸などの長さのある調理器具の洗浄もできます。

洗浄できる食器点数が多い
大型または長い調理器具を洗浄したい

このような場合にはディープタイプの設置をおすすめします。

庫内容積約60L 約6人分洗浄可能(標準食器量44点)

ミドルタイプ

ミドルタイプは、1回の食器点数が多くない場合の標準タイプです。
食洗機の高さが低くなるため、下部に開いたスペースに収納を設置することができます。

庫内容積約40L 約5人分洗浄可能(標準食器量40点)

パナソニックの新機種紹介

幅60cm

NP-60MS8S / NP-60MS8W
2020年2月1日発売
価格:224,000円

従来の製品から上かごが改良されています。
洗う食器の大きさや内容によって、上かごの形状を変えることで様々なパターンに対応できるようになっています。
また左右にスライドすることが可能になっているので、下に入れた食器の取り出しがしやすくなっているようですね。
上かごが不要であれば折りたたむことができ、フライパンなどの大物も洗いやすくなっています。

従来の幅60cmワイドタイプ(NP-P60V1シリーズ)にはなかった、上カゴの新機能。
洗うものに合わせて、形を変えたり左右にスライドできるから、セット性がぐんとアップ。小物入れも大きく、使いやすくなりました。

充実の多機能

パナソニックは国内メーカートップのシェアを誇っています。
その一つの要因として多機能であることが挙げられます。

3Dプラネットアーム
エコナビ
フルトップオペレーション

今までパナソニックの製品を使っていたのであれば、おなじみの機能です。
そのため、新しく交換しても不自由なく使うことができるでしょう。