浴槽のお湯が冷めにくいように保温効果をUPしたいと思いますよね。
でも、浴槽のリフォームとなると費用や工期などが問題となります。
そのため、簡単に保温効果をUPさせるために風呂ふたを新調する方法があります。
今回の記事では風呂ふたの効果と省エネを解説していきます。
風呂ふたの効果
浴槽にふたをする理由は、保温効果を高めることです。
浴槽にふたをしておくと、外気に触れにくくなり、また蒸気によって熱が逃げるのを防ぐことができます。
このことから湯が冷めにくくなります。
風呂ふたの省エネ効果
家族の多い家庭では、浴室を利用するバラバラになることが多くなります。
そのため、お湯が冷めると温めるために追い焚きする必要がでてきます。
そこで風呂ふたを使えば、お湯の温度を下げにくくすることができます。
すると追い焚き費用の節約に繋がります。
また、追い焚きをしても上げる温度が少なるなるため追い焚きの時間が短くなります。
さらにお湯を沸かすときも、風呂ふたをしていると早く温まります。
追い焚きで温度を上げるとガスや電気代が必要です。
追い焚きで1度上げるには、約3円ほどかかるといわれています。
毎日追い焚きを繰り返していると、1ヶ月で1000円以上の出費がかさむことになります。
そのため、風呂ふたをしたり、家族が連続して浴室を利用するようにしましょう。
1年を通してみれば、光熱費節約をすると、かなりの金額になりますよ。
保温シートを組み合わせる
風呂ふろと併用すると効果が増すのが保温シートです。
保温シートとは、銀色のレジャーシートのような物です。
直接浴槽のお湯に浮かべてます。
保温シートはお湯の上に浮かべるので、保温効果が高くなります。
お湯の上に保温シートを広げ、さらに風呂おけのフタをすると保温効果を最大限上げることができます。
その効果は2時間で1度しかお湯の温度が下がりません。
保温シートと風呂ふたの組み合わせは、お風呂に入るタイミングが長く、長時間湯温を保ちたい場合に有効
風呂ふたの種類と価格
お風呂のお湯を冷めにくくする風呂ふたの種類は何があるのか。
また、通販で購入できる風呂ふたの価格は一体どれくらいなのでしょうか。
風呂ふたの種類は主に3種類あります。
組み合わせタイプ
折りたたみタイプ
シャッタータイプ
シャッタータイプ
この中で、比較的安価なものはシャッタータイプです。
シャッタータイプは、丸めることで収納できます。
また途中まで丸めた状態でもお湯に浸かることができます。
この風呂ふたはごく一般的な製品で、誰もが一度は見たことがあるでしょう。
価格が安く収納時も簡単に丸めることができ、筋力が低下していても使用することができます。
難点は、手入れのしにくさです。
溝がたくさんあるために、そこに汚れが溜まりやすくなっています。
折りたたみタイプ
2番目に価格が安いのは、折りたたみタイプです。
これは、重ねながら折りたたむことで収納時に非常にコンパクトになるタイプです。
シャッタータイプのように転がることもなく、浴槽の端にたたんで置いておくことができます。
こちらもシャッタータイプと同じように頭だけ出して使用することができます。
組み合わせタイプ
最も価格が高い傾向にあるのが組み合わせタイプです。
風呂ふたのパネルが2~3枚に分かれており、並べて置くことで蓋をすることができます
組み合わせタイプは3種類のなかでもっとも保温力が高くなっています。
またパネルが平面であるため、掃除がしやすいのが特徴です。
さらに水はけがよくカビが発生しにくくなっています。
風呂ふたは組み合わせタイプがおすすめ
風呂ふたは毎日使うものです。
浴室は湿気や室温が高くなりがちであるため、カビが生えやすい環境です。
そのため、風呂ふたにカビが生えてきた場合には清掃する必要があります。
そのときに重要となるのが、風呂ふたのシンプルな形状です。
今回紹介した風呂ふたでシンプルな形状は「組み合わせタイプ」です。
組み合わせタイプの風呂ふたは板状のパネルですので、清掃が非常に楽になっています。
このように組み合わせタイプは保温効果が高く、清潔さも保ちやすい優れた製品です。
機能性はもちろんのことデザインも含めて気に行ったものを選ぶようにすると良いでしょう。
風呂ふたは一度購入すると長く使うことになるものです。
メンテナンス性と保温性が高い組み合わせタイプがオススメです。
