マンションのリフォーム工事の工期は工事内容によって変わります。
短いもので一日で終わるものから、長くなると1〜2ヶ月に及ぶものまであります。
そのため、施工日程や竣工(しゅんこう)時期の希望がある場合は、余裕を持って計画を立てることが大切です。
今回の記事ではマンションにおけるリフォーム工期について解説していきます。
リフォームは工事期間だけではない
まず初めに気を付けていただきたい内容があります。
それは、リフォームでかかる期間は工事中だけではありません。
事前の準備や手続きなどにも日数がかかってきます。
管理者へリフォームをする旨の連絡を入れてから業者との契約完了まで
約1~3ヶ月強
リフォームの契約完了から近隣への挨拶、着工まで
約1ヶ月
これらの準備期間を、念頭にいれてリフォーム計画を練りましょう。
マンションリフォームを行うにあたり準備と工事を含めた期間で見た場合
最短…管理者への連絡から工事完了までは早くて約2ヶ月半
最長…半年くらいになる場合がある
この期間はリフォームの規模によって大きく左右されるので、余裕をもった期間を想定しておいてください。
マンションリフォームは、一戸建てよりも工期が長くなります。
その理由として
リフォームの申請、手続きなどを管理者へ許可を取る必要がある。
マンションは共同住宅であるため、騒音や振動に対する配慮が必要である。
工事できる日が決まっている場合がある。
マンションのリフォームにおいては、上記の工事期間の前段階としてリフォーム準備期間が必要になります。
リフォーム内容によって変わる工期
マンションの専有部分をリフォームする場合の期間について、工事の内容別に目安をご紹介します。
壁および天井のクロス張り替え…6畳一間で1~3日。全室張り替え10日前後
壁・天井・床の張り替え…フローリングの場合15~20日
キッチンの全面リフォーム…10~15日
間取り変更なしの全面リフォーム…約40~50日
壁の解体を伴う間取り変更を含む全面リフォーム…約60~90日
以上のように工期は内容別で大きく異なります。
大まかに10日~60日ほどになると考えられます。
リフォーム会社の選び方
リフォームを行う会社は、全国展開の大手から地元の工務店まであります。
いざリフォームを行おうとすると、最初の業者選びで悩むことでしょう。
リフォーム会社を選ぶ基準として
価格の安さ
提案力
安心感
何をリフォーム会社に求めるかによって変わってきます。
価格の安さであれば、地元の工務店の方が融通が利きやすくなります。
提案力や安心力を求めるならプランナーのいる一定規模以上の会社になるでしょう。
リフォーム業者選びの基本として、複数の会社に見積もりを取って比較検討するのがおすすめです。
近年のリフォーム会社選びの主流として、インターネットでの依頼があります。
インターネットであれば家から複数のリフォーム会社からプランや見積もりが届きます。
また見積もりを依頼するだけでなく、相談やアドバイスを求めることも可能です。
その内容からもリフォームを選ぶこともできるので、気軽に相談することをオススメします。