リフォームの見積もり

リフォームの見積もりの注意点-値引きとトラブル回避のポイント-

リフォームは新築と違います。
今あるものを「より良いもの」へと変化させるのです。

そのためにはリフォーム会社からの見積もりやプランが重要となります。

今回の記事ではリフォームの見積もりの注意点と値引きについて解説をしていきます。
この記事を読んでトラブル回避につながれば幸いです。

 

正確な見積もりには現地調査が必要

リフォームを行う際に提示される見積もりは、大きく分けると2種類あります。

  1. 概算見積もり
  2. 詳細見積もり

1つ目の概算見積もりは、インターネットなどから依頼を受けた場合に営業が作成するものです。
私たち依頼者から依頼内容を受けて作成します。
材料費や工事費を積算することで算出される大まかな見積もりです。

上記のサイトのように無料で問い合わせすることで簡単に見積もり依頼をすることができます。

2つ目の詳細見積もりは、現地調査をしてから発行される見積もりとなっています。
現地調査を行わないと詳細な見積もりを作ることはできません。

また、私たち依頼者と会って直接話す事によって、プランの詳細を詰めることができます。

現地調査とは

リフォームにおける現地調査とは、依頼者の住宅を実際に担当者が調査することです。

私たち依頼者のリフォームの希望を元に、対象となる箇所の調査を行います。
そこでは、住宅の図面を確認する場合があります。

図面を確認し、その通りになっているか確認する必要があります。
リフォーム工事が始まってから、配管などが図面通りに作られていないと余計な工事が増えることになります。
工期の延長や工事費の増加に繋がる結果になります。

それは依頼者・リフォーム業者ともに良い結果ではありませんよね。

ほとんどのリフォームは住みながら行われます。
そのためにも工期は短く済ませたい。

リフォーム工事を行う上で重要となるのが現地調査です。

現地調査を行うことによって、思ってもない配管が見つかったり構造上の問題点が発見できたりすることがあります。

少しでもリフォーム工事を段取りよく行うためにも、最初の現地調査は必ず行うようにしましょう。

見積もりに関しても、概算見積もりと違い詳細な見積もりを確認することができます。

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トラブル回避のために見積もりは正しく作成する

先にも述べましたが、リフォームの詳細な見積もりは住宅の状態を現地調査によって確認してから作成されます。

見積もりに記載される主な項目は
材料費(設備費など工事に必要な材料)
施工費(工期を考慮した職人の手間賃)

リフォームの見積もりは依頼毎に内容が変わります。

そのため、例えば「キッチン工事一式○○万円」と一行でまとめられた見積もりは不自然です。

キッチンのリフォームは設備と配管・電気工事など、作業が多岐に渡ります。
ひとつにキッチンといえど、システムキッチンはグレードが様々です。
安いものでは50万円ほどから、高いものでは200万円以上するものがあります。

さらには水栓や食洗機の有無など、オプションも多くあります。
そうなると、各依頼者の家庭によって金額に差が生まれます。

このように全てが一式として記載されている見積もりでは、細かい工事内容が分からずに良心的な見積もりとは言えません。
そういう見積もりを提出してくるリフォーム業者は信用しない方が良いでしょう。

リフォームは新築と違い設備の交換で今あるものを撤去する作業が発生します。

そのため、「見積もりに入れていなかったので、追加でいただきます」は通用しません。

私たち依頼者からしても、提出された見積もりから追加で費用が発生するようでは、リフォーム業者を信用することができませんよね。

見積もりの最後の諸経費とは

多くのリフォーム業者の見積もりの最後には「諸経費」という項目があります。

この諸経費とは
現場にかかる保険
運搬費
現場管理費
一般管理費

などを一つにまとめた経費となっています。

諸経費はリフォーム業者にとって重要な費用ですので、外すことができない項目となっています。

全国的な平均で見ると工事費の約10%となっています。

見積もりからの値引きに注意

現場調査から提出された見積もりを確認します。

その後に「契約いただけた場合にはさらに値引きをします」というのは気を付けてください。

良心的なリフォーム業者は、最初からギリギリの金額で見積もりを提出します。
見積もり提出時に値引きが可能と言っているということは、まだ値引きが可能な金額であるといえるでしょう。

見積もりは会社の姿勢です。
その金額で精いっぱいとなっています。

担当営業とともに現場調査やヒアリングを通して感じる姿勢から、見積もりの金額を信用する必要が私たち依頼者にもあると感じます。

 

リフォームの見積もりでは安さだけを見てはいけない

リフォームの見積もりを複数の業者に依頼するのが一般的です。
それは一社のみに絞っていると、比較検討ができないためです。

複数の業者から提出された見積もりに関して、まず確認すると思われるのが価格でしょう。

「できるだけ安く済ませたい」

そう思うのは誰しも同じです。
私だって安く済ませたいですよ。

リフォームの内容に関して、品質・工期がまったく同じで価格のみの差があったとしましょう。
それであれば、価格の差によって安い方の業者を選べば良いかと思います。

しかし、リフォーム業界において全く同じ内容で価格が安いというのは当てはまりにくくなっています。

以前建築業界では耐震偽装問題が大きく取り上げられました。
最近では格安の賃貸業者が問題になってますよね。

「同じ広さで価格が安いので、こちらを選んだ」

そういった方が多いと報道されています。
できるだけ安く済ませたいと思うのは、当然の心理です。

これに関してはリフォーム業界についても考えさせられる問題です。

「工事が伴うものであっても安いものが良い」

価格が不自然に安ければ、どこかにそのカラクリがあるはずです。
私たち依頼者には分からないところで、費用を削っている可能性もあります。

安ければ何でも良いという風潮は危険

例えば3日かかる作業を2日に短縮したとしましょう。
すると、本来は3日分かかる工事費が2日分に減額することができます。

それで安易に「安くなった」と済ませて良いものでしょうか。

どこかの工事で雑な部分が発生していませんか?
見落としはありませんか?

工事を短縮するにあたり、無理が発生している可能性があります。
その無理が正しくない方法で行われていた場合、それは私たち購入者に降りかかってくる事態に陥ります。

特に水回りに関しては、問題が大きくなる傾向があります。

古い配管をそのままにする
配管周辺の汚れや腐食をそのままにする

工事側の業者としては、「安く請けたから手間を省こう」「早く工事を終わらせなければ」という心理が働きます。

いわば「臭いものには蓋をしよう」という状態になります。

世間には安すぎるプランが溢れている

新聞の折り込みチラシには、驚くような価格のリフォームプランが掲載されているのを目にします。

これは私たち消費者が「できるだけ安いもの」と求めている結果です。
そして業者側も「安いものじゃないと受注できない」となってしまっています。

この安ければ何でも良いという風潮はとても危険です。

私たち消費者も価格だけでリフォームの良し悪しを判断するのは「危険」であるということを認識する必要があると考えています。

上手にリフォーム業者を見つける方法

リフォームは大切な住まいをこれからも快適に暮らせるように改善するのが目的です。
それを「安いから」といった理由でリフォーム業者を選ぶのは危険です。

あまりにも安すぎると安心できる工事を望めないことが多いのが現状です。

そのためにも信頼できるリフォーム業者を選ぶことが必要です。

リフォーム業者を選ぶ方法

リフォーム業者を選ぶためには、いくつかの方法があります。

  1. 友人知人の紹介から選ぶ
  2. インターネットから選ぶ
  3. チラシや店頭広告から選ぶ

大まかに分類すると上記の3つになるでしょうか。

一番確実なのは1番の友人知人の紹介でしょう。
やはり生の声で評判を聞くことができれば安心感が増しますよね。

しかし、リフォームをした知人友人というのは多くありません。

そこで2番のインターネットから選ぶ方法です。
インターネットから選ぶといっても闇雲に探していては良い業者が見つかりにくくなっています。

そんな時にはリフォームの一括相談をするのがおすすめとなっています。

上記のように一つのサイトに多くのリフォーム業者が登録されています。
登録されている業者は、審査を受けて合格した場合のみ登録される方式になっています。

そのため、一定以上の評価を得た業者が揃っていることになります。

そこで問い合わせをすることで、条件にあった業者が自動的に選ばれることになります。

インターネットでの一括問い合わせの利点

上記のようなリフォーム一括問い合わせに登録されている業者は、評価基準が設けられています。

その評価基準には利用者からのレビューもあります。

他の利用者が特定の業者からリフォームを依頼したとしましょう。
工事に不具合がありクレームがあれば、一括サイトに情報が渡ります。

その情報から請け負った業者が登録を削除される場合もあります。

この事から一括問い合わせサイトは、ただ多くの業者が登録されているだけではなくなります。

業者同士でも競合している状態になりますので、業者からしても緊張感をもって工事を請け負うことになります。

そのためリフォーム工事を安心して依頼することができる仕組みとなっています。