食事

プレゼントにもおすすめの食事介護をサポートする食器紹介-箸・スプーン-

加齢により手の機能は低下していきます。

今回の記事では食事に関係する自助具を紹介していきます。
道具を有効に使うことによって、普段の食事を自らで行うことができるようになりますよ。

高齢者・介護に便利な食器6選

箸ぞうくん

指や手がある程度動くのであれば、スプーンやフォークではなく箸を使いたいものです。

「箸ぞうくん」は一般的な箸とは形状が少し違いますが、動きは箸そのものです。

2本の箸が起点を一体化することによって、動きが安定するようにしています。
箸先が自然と合うようにするガイド機構がついています。

また、指のすべり止めがついています。
このすべり止めに親指と人差し指を置くと、自然とお豆をつまむような指使いで使うことができます。

バネが付いていると少し不可がかかるのですが、その動きを軽くしています。
そのため、箸の動き始めが軽くなっています。

おすすめできる方
利き手に関わらず、左右いずれかの手で湯呑を持ち、口まで運ぶことができるかどうか

箸ノ助

先に紹介した「箸ぞうくん」に比べるとシンプルな形状をしています。

身体状況により使い分けるのがよろしいですが、「箸ノ助」は軽度の場合におすすめができます。
介護箸の「大げさなデザインがイヤ」ということをよく聞きます。
「箸ノ助」は紫檀の木を削り作っています。
天然木が持っている温かみと高級感が使い手にも良い影響を与えます。

おすすめできる方
軽度の障害の方で、ある程度手指の自由が利く方
天然木でおしゃれな箸ですので、プレゼントにも最適

箸ぞうくん おつまみ

「箸ぞうくん おつまみ」は先に紹介した2点の箸と比べるとシンプルな設計になっています。

握り方も通常の箸と同じなので、感覚的に同じように使うことができます。
通常の箸の使用が難しくなってきた際に、段階的に「箸ぞうくん おつまみ」を使うようにすれば、抵抗なく使用することができるでしょう。

おすすめできる方
シンプルな形状なので、介護箸に抵抗のある方

ウィル1

デザインや色合いに好みが別れやすいですが、機能性に優れた製品。

お湯で黄色部分のグリップが変形させることができます。
変形させた状態で、水で冷やすと形状を固定します。
横から見ると二股に分かれており、幅が広く握りやすい追求したU字形グリップ。

 

おすすめできる方
形状を変化させることができるため、様々な身体状況に対応可能

箸ノ助 スプーン

先に紹介した「箸ノ助」のスプーン版です。
こちらも通常のスプーンと一瞬見間違うほど違和感を感じません。

スプーンの柄の裏の突起を利用することで、様々な持ち方をすることが可能となっています。

おすすめできる方
シンプルな形状なので、介護スプーンに抵抗のある方

木目調食器セット(箸ノ助)

箸・スプーン・フォークはもちろん、必要な食器8点セットです。
これだけで普段の食事であれば、ほとんど補うことができるでしょう。

色合いは落ち着いた木目調と、淡いクリーム色の2種類から選択することができます。
どちらの色であっても、主張が強くないのでどなたでも使うことができるでしょう。

皿の裏にはシリコーンが付いており、滑り止めの役割をはたしています。
そのため、大きな皿であってもテーブルから落ちにくくなっています。

また食洗機対応となっていますので、手洗いの手間も省くことができますよ。

付属の食器一覧
茶碗:7cm×11.3cm
汁椀:6cm×11.4cm
コップ:8.1cm×8.1cm
ボウル:15cm×15cm×4.2cm
プレート:20cm×20cm
仕切りプレート:21.5cm×28cm×3.7cm
箸:約22cm
スプーン・フォーク:22cm

おすすめできる方
食器のデザインが揃っているので、最初に買う製品としておすすめ
一式セットになっているので、プレゼントにおすすめ