いざリフォームをしようと計画した際に困るのがリフォーム業者選びです。
今回の記事ではリフォームを行う業者の種類について解説していきます。
家から近い業者を選択する
リフォーム業者を選ぶにあたり、前提条件としておすすめする項目があります。
それは住宅から近いことです。
その近いというのは住宅から半径10kmくらいでしょうか。
リフォーム業者が近いことをおすすめするのは以下の理由があります。
- 建築資材を運ぶ労力・費用の軽減
- 職人たちの配置の負担軽減
- 設備機器の収集の手間
以上のことから、住宅から近ければ近いほどコスト面で有利になります。
リフォーム業者からしても現場が近いことで土地勘も生まれ、計画が進行しやすくなります。
また、近くのリフォーム業者であれば評判などが耳に入りやすくなります。
そこでもリフォーム業者の良し悪しを判断することができますね。
建築事務所
以前までの建築事務所はリフォームを行うことがあまりありませんでした。
しかし、近年では周辺状況の変化からリフォームの需要が増えてきています。
- リノベーションの流行
- リフォームの難易度の上昇
- 補助金や減税の制度の充実
このことから建築事務所も積極的にリフォーム案件を受託するように変化してきています。
建築事務所を探す方法としては、
- 心当たりのある近所の建築事務所に直接問い合わせ
- インターネットによる問い合わせ
建築事務所に依頼したい場合にはあらかじめ候補をリストアップしましょう。
そこから各建築事務所の評判や費用を判断材料として選択していきます。
住宅会社
住宅会社と言われると「何?」とすぐに答えが浮かんでこないことも多いでしょう。
住宅会社は一般的にハウスメーカーと言われています。
ハウスメーカーは会社自体の規模が大きいため、各地に営業所を持っていることがあります。
そのため私たち依頼者からすると、一番探しやすいリフォーム業者になるでしょう。
住宅から10km以内に営業所があれば、そこに資料請求を行います。
また住宅会社はショールームを持っていることも多いため、実際に見ることでリフォームのイメージも作りやすくなっています。
費用や完成イメージを作ることで依頼先候補から選ぶことができます。
建築会社
建築会社は建築事務所と同じように以前まではリフォームを行うことが多くありませんでした。
こちらも近年のリフォーム需要の増加から、リフォーム案件を積極的に受託するように変化してきています。
工務店
工務店は地域密着の比較的小規模な業者になります。
そのため、自宅近辺から候補先を探すのが基本となるでしょう。
近所の方から評判が大きな判断基準となるますし、生の声は精度の高い情報となります。
情報収集した評判や費用を元にリフォームを検討しましょう。
問題がなければ依頼候補先から選定し、依頼先を決定するのがベストです。
注意点として工務店はインターネットのサイトを持っていない場合があります。
どうしても工務店は規模が小さくなるため、インターネットでの情報収集が難しいことがあります。
専門業者
リフォームの専門業者は以前まで、私たち消費者である個人とは直接契約する業者はほとんどありませんでした。
こちらも昨今のリフォーム需要の増加から、個人とも直接取引する業者が増えてきています。
専門業者は各リフォームに特化していることが多くあります。
例えば、キッチンや水廻り専門業者であったり、外壁や屋根などに特化しています。
そのため、まずは自宅近辺でのリフォーム専門業者を探しましょう。